2月24日(金)鳴門西小学校4年生が段ボールジオラマを作成して、防災授業を受けました。
12月に地域で行った防災講演会で高知大学地域協働学部の大槻知史教授に地域防災についてお話しいただいたのですが、その大槻先生が繋いでくださったご縁で「一般社団法人防災ジオラマ推進ネットワーク」さんにご協力いただきました。
今回は、防災ジオラマ推進ネットワークの上島さんと井村さん、大槻先生の3名で授業をしてくださいました。
なるとにしてとてとてのメンバーも、フルメンバーでお手伝いしました。
なるとにしてとてとては、ガッツリ防災をやっているわけではないですが、これまでにいろいろな活動のうちで、防災にも役立つかな?と、ちょっとプラスの活動をしてきたと思います。
12月に地域の皆さんと大槻先生の「もしものためにいつもからはじめよう」の講演を聞いて、私たちがいつも考える「ゆるく、ふんわり、つながっていこう」と考えたことが、いざという時、もしもの時にやはり役立つのだなあと思ったのでした。
そしていろいろなご縁が奇跡的にめぐり合わせて起こって開催できた授業でした。
このジオラマは実際の地形の2000分の1の大きさになっています。薄い段ボールが5メートル、厚い段ボールが10メートルの高さになっており、重ねて貼っていくと、地形の高低差がよくわかります。
最初のお話の時は裏になっていた地図を表に向けた瞬間、「おおー、すごーい!」と歓声が上がりました。
地形を知っていれば、役に立つ。
どこがあぶないかな?
それはなぜ?
もし避難する時、まずどこにいく?
それはなぜ?
上島さんたちの問いかけに子どもたちが自分で考えてこたえていく姿が印象的でした。
大槻先生が最後に、「あ、時間があるなら一言!」と言って話しておられた(意訳ですが)
「大人ってね、仕事や家のことでいろいろ忙しいの。だからね、防災のこと大事ってわかっててもなかなかできない。でもね、君たちが『こういうことした方がいいよ。聞いてきたよ。』って言ったらね、大人も動くからね。ぜひおうちで話してね。」
「あのね、この授業は、『地震や災害は怖いぞ』って怖がらせるためにやったんじゃないの。知っておいて備えておく。考えておくこと。その時にちゃんと考えられることが大事。楽しく生きていこう。」
それが、私たちのこれまでの活動を集約したものだなあと感じ入ったのでした。
上島さん、井村さん、大槻先生、ありがとうございました!
これからも地域で学校で生かしていきたいと思います。
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