6月25日(日)こどもふれあいひろば

6月のこどもふれあいひろばは特別企画「町のお地蔵さんをさがせ!」でした。

 

 地域資料『鳴門路』に記載されている鳴門町のお地蔵さんの設置場所をもとに、今回は高島地区の10体のお地蔵さんを巡りました。

 

写真左:高島最古のお地蔵さん。248年前に建立されました。この奥に飲み水に使われたため池があ

     ります。

写真中:高島のお地蔵さんの場所を全部知っている公民館長さんに同行していただきました。

写真右:高島の塩田を開いた篠原孫左衛門さんの碑の前で、高島に塩田ができたのは何故か公民館

     長さんが教えてくれました。秀吉の聚楽第が崩落した大地震の時に、もともと海だったところ   

     が隆起して浅瀬になったのを堤防でせき止めて塩田を作ったそうです。1600年のことです。

     塩田が完成したのが桑島の方が先だったということで、鳴門市の塩田発祥の地は桑島になっ

     ていますが、高島の方が先に開発を始めたのだそうですよ。

写真左・中:昌住寺のご住職さんにお地蔵さんがどんな存在なのか、輪廻転生について、六地蔵の役割と持ち物の違いについていろいろなことを教わりました。優しい語り口でとても分かりやすく、温かい気持ちになりました。「前掛けをめくってもいいですよ」と言ってくださったので、めくってみて持っているものが違うことを確認しました。

渡船に近いところのお地蔵さんと竹島のお地蔵さんは移設されてきて2体並んでいます。高島の中心地はとても狭い道路で入り組んでいます。こんな狭い道だけれど、昔はここがメインストリートだったのです。高島で一番小さいお地蔵さんはちょっと中に入ったところにあって見つけにくかったです。昔はこの横にお風呂屋さんがあったそうです。

先に配布していたおやつをお地蔵さんにお供えしている子もいました。なんだか心が温かくなりますね。

公民館にもどってきてから、みんなでアイスを食べました。「アイス食べながら絵本読んで~!」とのリクエストがあり、昌住寺のご住職さんからいただいたお地蔵さんの絵本を読みました(アイス食べながらはかなり無理がありましたよ。お行儀悪いしw)。

 予定時間ぴったりで終了!たくさん歩いて疲れたけど楽しかったね!秋には三ツ石地区のお地蔵さん巡りをしますので、また参加してね~!