10月20日(金)鳴門中学校防災授業

13:30~15:20 鳴門中学校

 

 

 地元鳴門中学校の1年生になるとにしてとてとてで防災授業を行いました。

 防災ジオラマと避難リュックづくりの2本立てで、体育館での体験授業です。

 先日一緒に減災マップのマイスター講習を受けた学校図書館サポーターの3人も

お手伝いにかけつけてくれました。

 段ボールのパーツをそっと外して、ひとつひとつ重ねていくと、土地の高さが一目でわかるジオラマになります。

 こうやって立体になると、どこが危険なのかとてもよくわかります。

 A組が防災ジオラマをやっている間に、B組は避難リュック体験をしました。

 

 東日本大震災の時は、津波の第一波がやってきてから、水が引いた状態になるまでに約4時間半。津波が岸を超えてこなくなるまでに約17時間、その間約30回もの津波が押し寄せたことから、そのくらいの時間を高台で過ごすことになるかもしれないと想定して一時避難のための避難リュックの中身をどうするか考えてもらいました。

 あれもこれも持っていきたいけれど、重すぎて運べないことも。何を入れ、何をあきらめるのか取捨選択が難しいところです。

 重さをはかってみたり、リュックを背負って走ってみたり、水をどれだけ持っていけるか詰め込んでみたり。外で過ごすとなったら何がいるのだろう、懐中電灯も性能や用途がそれぞれ違うし、アルミシートもシャカシャカうるさいものや音の静かなものやそれぞれあって。

 避難リュックが家にひとつもないお宅も多く、今後どのように備えていくかについてひとりひとりが考えました。

 他にもあった方がいいと思うものを考えてもらったのですが、「お金!」「家族写真!」「薬!」など、意見がたくさんでました。そういえば、虫よけもいるなぁと後から思ったり。

 私たちにとっても学びの多い2時間でした。機会をくださった鳴門中学校さん、ありがとうございました。