鳴門西小学校防災授業

12月11日(月)9:30~11:25

 

 鳴門西小学校の4年生に防災授業を行いました。昨年に引き続き、今年も呼んでいただきありがとうございます。

 

 今回は、防災ジオラマによる防災授業と被災地のお話を2、3時間目を使って行いました。

まずは、4チームに分かれてジオラマを作成します。

 

 

 

 できあがった4つのパーツを合わせると

みんなの鳴門西小学校の校区のジオラマができあがります。

 毎回自然と拍手がおこります。

 

ジオラマにハザードシートをかけると、土砂崩れの危険があるところ、浸水の危険があるところが一目でわかります。

「わー、ほとんど水につかっちゃうね。」

「ぼくのうちは大丈夫だ。」

「どこに逃げればいいかな。」

など、感想が飛び交います。

 このジオラマを見ながら、パワーポイントを使って、地震が起きたら部屋の中がどうなるか、津波の実験映像などを見て、ぼうさいについてみんなで考えました。「わー、40センチの津波でも全然立ってられないんだ。」

という感想も出ました。

 

 

 

 防災ジオラマによる防災授業のあとは、災害派遣で何度も被災地を訪れている黒濱綾子による被災地の様子や避難所の様子などをお話しました。

 この授業の直前に東北の被災地訪問をしていたので、そこで聞いてきたお話も子どもたちにじっくり聞いてもらいました。 

 

 福島県浪江町の請戸小学校の避難のお話を絵本の読み聞かせをしながら、お話ししました。

 刻一刻と変わっていく状況、日ごろの訓練がいかに大事であるかということ、いざというときには臨機応変に対応しなければいけないこと、様々なことを学びました。自分と同じ小学生に起きた出来事に子どもたちは真剣に聞き入っていました。

 

最後の言葉は、

 

「もしもの時は、自分で考え、自分で決めなければいけない」

 

私たちなるとにしてとてとては、地域のみんなが自分たちの身は自分で守れるように備えられる、決断できるようこれからも考え、動いていきたいなと思いました。